熟年婚活の現実
熟年婚活はやはり厳しいものである。
どうしても相手の健康や収入状況が気になるのだ。
年金も大した金額ではないので、収入を得るには、アルバイトをするしかないのだ。
もし、年齢が若ければいくらでも稼ぐ事ができるのに、60代になったら、もうどこも必要とされなくなるのだ。
男性側もあまり変わらない状況である。
女性よりも酷い状況なのかもしれない。
婚活パーティーをみていても、どちらも耳が遠くて、なかなか会話にならないので大変そうだった。
この様にかなり厳し現状があるようだ。
それでも、女性の方が婚活ではまだちやほやされるようだ。
何のための出会いなのか?
いまさら子どもが作れるのか?
違う、多くの人は性欲の解消若しくは孤独死への恐怖である。
孤独死の恐怖をぬぐえる相手はどのような人であろうか?
それは、自分よりも健康な人である。
自分よりも遅く死にそうな人を選ぶのである。
この様に、熟年婚活は夢も希望も無いのだ。
それだったら、孤独死を選ぶと思う人は若い人だけだろう。
じっさいの当事者は必死なのだ。
自分ひとりで死にたくない。
そんなワガママを相手に押しつける汚い世界である事は実に目を背けたくなる現実である。