アイリスオーヤマの大逆転劇とは
アイリスの開発で一番大切なのは、使い倒しだと言う事が言われている。
それぞれのメーカーの家電を買って、家で使ってみて、不満を見つける事が大切なのである。
例えば、掃除機のヘッドが大きすぎるなど、これが、新製品を生み出す原動力なのである。
こういうものだとみんな思っているところを改善する事ができる物を作ればいいのである。
大手メーカーの物は差別化を重視するがあまり、どんどん新しいいらない機能をつけているのである。
たとえば炊飯器は色々でてはいるが、すでに、どのメーカーの炊飯器も同じレベルのご飯しか炊けないのである。
ある一定のレベルを超えると、それ以上は味を上げにくい事がわかっているのだ。
なので、究極までは行かなくともその手前でストップしておくと、コストも大幅に安くできて、一流のものと品質がそんなに変わらないのである。
このように、コストと機能のバランスを考えて作られているので、売れるのである。
また、アイリスは地元の宮城をとても大切にしているのだ。
でも、じつは創業地は大阪なのである。
元は大阪のブロー成型の工場である。
そこの子供として生まれたのが、今の社長である。
しかし、父は若くして無くなるのだ、そして、今の社長が代表になるのである。
そして、自社製品を作ることにしたのである。